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飲食店にショップカードは必要?理由・作り方のポイントも徹底解説

2023/11/21

ひと昔前まで、お店の名前が刻まれたマッチ箱やライターが無料配布され、みた人が「あぁ、またここに行きたいな」と思えるギフトのような宣伝素材となっていました。

 

一方でインターネットが普及している現在、なんでもネット上で宣伝できるようになり、物理的な宣伝素材を見る機会が減っているように感じるかもしれません。

 

しかしそれでも、あえてショップカードを作り配る飲食店があります。
飲食店がショップカードを作るのには、理由があるはずです。

 

★この記事の結論
・飲食店はショップカードで集客を達成できる
・ショップカードはファン作りにもぴったり
・要点をおさえたショップカードを作るのが大切
・ショップカードの作成はとても簡単

 

この記事では、飲食店のショップカードが必要な理由や、作成時におさえておきたいポイントを詳しくお伝えします。

 

周りの飲食店と差別化ができていない飲食店や、うまく集客ができず経営難を感じている飲食店こそ、ショップカードの使い道を見直してみるべきです。

 

ただし、ショップカードを作成できないほど経営難を感じている場合には、赤字が続く前にお店の立て直しを検討すべきかもしれません。
居抜き物件の買取で黒字を出し、新たな事業を始めたいという場合はお気軽にご相談ください。

 

飲食店にショップカードが必要な理由とは?

飲食店にショップカードが必要な理由は、具体的に下記があげられます。

 

①お店を思い出してもらえる
②リピーター客が獲得できる
③他の人に宣伝してもらえる

 

ショップカードは、手にとって保存してもらえるものだからこその強みを活かすことで、経営状況にも大きなメリットを生み出すものです。
詳しく説明していきます。

 

ショップカードの必要性①:お店を思い出してもらえる

街を歩けばいくつも存在する飲食店の中から、印象に残るお店にするのは難しいもの。
みなさんも、料理やお店の様子は覚えていても、お店の名前までは思い出せない…という「あそこだよ、あそこ!」なんて経験はあるのではないでしょうか?

 

とても印象的で美味しい食事を提供しても、お店の名前や住所まで覚えてもらうのは、案外難しいものです。
後々インターネットで調べても、「あれ、ここだっけ…?」と別のお店を訪れられてしまったり…。

 

ショップカードを持ち帰ってもらい、なんらかの形で保存してもらえれば、確実にまた足を運んでもらうための地図になります。

 

ショップカードの必要性②:リピーター客が獲得できる

お店の情報をのせたショップカードを持っていてもらうことで、「また行こう!」と思ってもらうきっかけになるかもしれません。
電話番号や公式ホームページのアドレスをのせておけば、気軽に予約してもらいやすくなります。

 

さらに、ショップカードのデザインによっては、ショップカードを目的に来店してもらえるようになる可能性も。

 

せっかく魅力的な料理を提供しているなら、「また行こう」と考えて行動してもらえるまでの距離を短くしておきましょう。
すぐに空きや予約状況を確認してもらえるようにすることで、「いつものところにしよう」という考えに変えてもらえるように動いてみては、いかがでしょうか。

 

ショップカードの必要性③:他の人に宣伝してもらえる

すてきなショップカードのデザインにしておけば、話題性につながることがあります。

 

「この前行ったお店で配ってたショップカードが面白くてさ」と、SNSで拡散されれば、お店の注目度もアップするはずです。

 

ショップカードを作ることにも費用はかかりますが、お客様から直接の口コミがあれば、宣伝効果は費用以上になるでしょう。

 

ショップカードをつくりたい!重要なポイントとは?

ショップカードを作るときには、どんなものでも良いというわけではありません。
たとえば、下記のような情報をしっかりと入れておくことをおすすめします。

 

①店舗情報を入れる
②捨てたくなくなるデザインにする
③質問されやすい内容を入れる

 

特に上記のような内容は、かならず導入しておくことが大切です。
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

 

ショップカードのポイント①:店舗情報を入れる

店舗の情報は必ず入れておく必要があります。

 

・店舗名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・営業時間
・定休日
・SNS

 

お店の場所がわかるように、小さな地図を入れておくのも親切です。
視覚で位置がわかることで、「そういえばここにあったな」と思い出して、近くに足を運ぶ際にふらっと来店してもらいやすくなります。

 

上記の情報は、わかりやすさを重視して記載しておく必要があるでしょう。
ショップカードのデザイン性にこだわりすぎて、謎解きのような手間がかかってしまっては本末転倒です。

 

ショップカードのポイント②:捨てたくなくなるデザインにする

ショップカードは集客ツールになるからこそ、すぐに捨てられてしまってはもったいないです。

 

・お店の特徴を捉えている
・料理の魅力が伝わる
・集めたくなる
・飾りたくなる
・人にみせたくなる

 

上記のようなデザインのショップカードを作ることで、「またこのお店で新しいショップカードがゲットしたい」と足を運んでくれるお客様が増えるかもしれません。

 

季節性やイベント性のあるショップカードを作成することで、SNSでも拡散してもらいやすくなり、自然とお店の知名度が上がることも。

 

たとえば、表面はおもいきってお店の主張を少なくしつつ、裏面には看板料理の写真を入れたショップカードをつくることで、お客様の家に飾ってもらうことを狙うのも策略でしょう。

 

ショップカードのポイント③:質問されやすい内容を入れる

よくお客様からいただく質問は、多くの人が疑問に思っていることかもしれません。
たとえば、客層にあわせて下記のような情報を書いておくことで、「そういえばここなら対応してくれるはず」と、思い出してもらいやすくなります。

 

・禁煙席の有無
・ベビーカー席の有無
・宴会の可能人数
・飲み放題料金やルール

 

また、ショップカードのデザインを定期的に変えるのであれば、「次回のデザインは◯月◯日から無料配布!」などの記載があっても、「またこの時期に来なきゃ」と思ってもらえるかも。
もちろん、お店の季節限定メニューの提供期間を記載しつつ、定期的に自慢のショップカードデザインを変更しておくのも良いです。

 

「あの頃のショップカードから保存しているよ」というコアなお客様が現れてくれれば、リピート客の獲得に大きく貢献するでしょう。

 

【まとめ】飲食店はショップカードで差別化をはかろう!

飲食店はショップカードを上手に活用することで、他のお店ではなく自分のお店を選んでもらうきっかけになることがあります。
目をひくショップカードであれば、「そういえば」と思い出してもらえることもあるでしょう。

 

せっかくショップカードを作るのであれば、中途半端なデザインですぐに捨てられてしまうものより、ずっと保存してもらえるものが良いはずです。
ぜひ納得できるデザインを考えて、お客様に愛されるショップカードをつくってみてください。

 

ただし、ショップカードひとつで経営を一気に盛り返す、というのは難しいかもしれません。
ショップカードに経費がさけないほど、どうしても赤字が続くようであれば、一度思い切ってお店をたたみ、新天地で勝負をした方がうまくいくということも。

 

居抜き物件としてテナントの造作物を売り、黒字閉店をお考えの方は、弊社が全力でお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。