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2022/10/17
「飲食店の経営が難しいと言われる理由はなんだろう?」
「勢いで始めたけど、なかなか黒字が作れなくてつらい…どうすれば良い?」
このように悩む飲食店経営者さんや、飲食店経営を視野に入れている方をよく見かけます。
飲食店の経営の始めるところまではスムーズに進められた場合にも、継続することは難しいというのが現実です。
1年のうちに廃業する飲食店は全体の30%、2年で50%と、半数が早々に店を畳んでいる飲食業界。
黒字化できない飲食店は、ポイントをおさえず闇雲に経営をしてしまった傾向があります。
★この記事の結論
・ビジネスコンセプトはしっかり練ろう!
・経験を積んでからビジネスを始めよう!
・ビジネスはしっかり学ぼう!
・支出を最低限にして開業しよう!
・資金繰りを見据えて経営しよう!
この記事では、これから飲食店経営を考えている人や、飲食店の黒字化に悩む経営者さんに向けて、黒字化させるためのポイントをご紹介します。
経営が難しいと言われている飲食店ですが、黒字化をするために絶対おさえたいポイントは主に5つです。
①ビジネスコンセプトはしっかり練ろう!
②経験を積んでからビジネスを始めよう!
③ビジネスはしっかり学ぼう!
④支出を最低限にして開業しよう!
⑤資金繰りを見据えて経営しよう!
それぞれについて、詳しく解説します。
「どんなお店にしたいのか」「なぜその飲食店を経営したいのか」のイメージをクリアにしてから経営を始めましょう。
このイメージを練っておかないと、経営がうまくいかなくなった途端に苦しいものになります。
「飲食店の継続は地獄だ」と言われる理由はこれです。
ビジネスコンセプトさえしっかり作れていれば、前向きに楽しんで経営ができるようになります。
お店の目標を明確にしておくことも大切です。
「稼ぐ店!」というアバウトな目標を作るのも大切ですが、お店がうまくいくことでどうなりたいのかまでイメージしておくのがコツになります。
「家族に裕福な暮らしをさせたい」「お客様にくつろぎの場を与えたい」「自分の料理で笑顔を広げたい」このような目標を作ることで、あなたのお店の向かう方向も変わるものです。
「料理が美味しいお店」というのは当然のように求められるのが飲食業界です。
お店がどんな場所であるべきなのかまで考えておけると良いですね。
飲食店の経営に限ったことではないですが、何も知らない状態から成功を作り上げるのは難しい道のりです。
お店で提供する料理の作り方や仕込みの効率的なこなし方などの経験を積み、テクニック面を養いたいのはもちろんのこと。
・質の高いサービス
・お店の雰囲気作り
・コストパフォーマンス
このようなものの質はひとつでも足りないと、食べログでマイナス評価がついてしまう時代です。
飲食店の経営は、「失敗しても大丈夫」と言えるほど気楽なものではなく、大きなお金が動くビジネスです。
突然経営を始めるのではなく、まずは経営者の経験談を聞いたり、実際に働かせてもらうことで、成功への具体的なイメージを描いていきましょう。
「飲食店の経営」というと、どうしても「味が美味しければ流行る!」と考えてしまいがちですが、そういうものでもありません。
飲食店を成功させたいなら、「ビジネス」のしかたも学ばなくてはいけません。
感覚でやっていては、気づいた頃に赤字で苦しいことになっているでしょう。
・数字で経営を管理できること
・しっかり広報できること
・時代の動きを把握すること
・アルバイトや社員の教育ができること
・丁寧な接客ができること
・現状を分析できること
このようなことを総合的に求められるのがビジネスです。
まずはマーケティングの本を読んだり、先輩経営者に話を聞くことから始めてみてはいかがでしょう。
最初に考えたお店のコンセプトと照らしあわせながら、より具体的にお店にとって必要なことが何かを考えていく必要があります。
「事業での支出は経費にできる」と考えているかもしれませんが、特にはじめのうちは資産に余裕があるほど安心できます。
無駄な出費を減らしながら経営をまわさないと、事業拡大のための資産もなくなってしまいます。
開業時には特に大きな金額が動くため、いかに節約できるかがカギです。
もっとも支出をおさえられるのは、店舗を選ぶタイミングです。
飲食店の店舗は、「居抜き物件」を使う場合と「スケルトン物件」を使う場合があります。
居抜き物件とは、今まで飲食店だった状態の店舗をそのまま買取り、経営を始めることができるものです。
一方で「スケルトン物件」とは、壁なども造作物が全てない状態の空間のことなので、経営を始めるためには店舗として使うための工事をする必要があります。
特に同業種が使っていた店舗の居抜き物件なら、大きな修正をしないでそのまま店として開店し始めることができることが多く、工事費用にかかる数十から数百万円の節約が可能です。
居抜き物件とスケルトン物件どちらが良いかについて、詳しくは別記事でご紹介しています。
【関連記事】飲食店を閉店したい!「居抜き」と「原状回復」どっちが得?違いを解説
飲食店は今まで、現金で経営を回してきたところが多いです。
しかし、オンライン決済やクレジットカード決済が主流になりつつある近年、黒字倒産する飲食店が増えています。
黒字倒産とは、利益が出ているにも関わらず翌月分の経営が回らず、倒産を余儀なくされてしまう状態のことです。
現金主義の飲食店では起こりづらい問題ですが、クレジットカード払いが当たり前になり利益が入るのが翌月以降になると、それまで資金が回らなくなってしまうケースは珍しくありません。
「利益が上がれば良い」「黒字になっていれば経営は続けられる」と考えるだけでなく、翌月分の資金があるかどうかまで確認をしながら経営する力が求められます。
飲食店の経営を黒字にすることは難しいことではありますが、成し遂げている飲食店が珍しいわけでもありません。
支出は可能な限りおさえて、資金繰りには注意を払いながら経営をしていきましょう。
これから飲食店の経営を始めるなら、まず「居抜き物件」を選んで支出をおさえるのが必要最低限のステップです。
店舗の立地など条件が良いことは当然。でも、店舗を開くまでに資金が尽きてしまっては経営の継続は難しいでしょう。
「店舗売却.com」では、居抜き店舗の売買を専門に行っております。
「こんな条件の店舗を探しているけど、ある?」
「こういうお店にしたいんだけど、どんな店舗がおすすめ?」
「この物件が良いと思ってるけど、もっと良い店舗は紹介できる?」
このようなご希望にじっくりと耳を傾けながら、飲食店の未来まで見据えたご提案をさせていただきます。ご相談はもちろん無料です。
居抜き物件の売買や不安な点がある方は、ページ下記にあるフォームからお気軽にお問い合わせくださいませ。
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